20%の差が出た実験


ある研究で、単語テストの実験が行われました。

2つのグループに分けて、

1つは、記憶作業のみ。

1つは、記憶作業の前に2分間 “音読”。


すると、前者より後者の
(音読グループの)

テスト結果が、

20%上回ったそうです。

(参照元:英語音読指導ハンドブック

音読・・・つまり、声に出して読むことが、
記憶効率が大幅にアップするのです。

たった2分の音読で、20%の差って、
すごいですよね!!!


表現を変えると、
声に出すと
記憶が楽になる、

ということです。


ちなみに発音は
ネイティブ級の必要はありません。

ジャパニーズアクセントで十分なので、

もし今、黙々と学習していたなら、
声に出して音読する
習慣をプラスしましょう。

単語が読めないストレス


これ以降は
少し深い話です。

記憶に興味がある方だけ
読み進めてください。


文章を読んでいて、
読めない単語が出てくると、、
軽いストレスを
感じることがあります。

リーディング問題を解いていて、
知らない単語で突っかかるような時です。

この現象には原因があって、


脳には、

単語を音で認識してから意味を認識する

「理解の順番」があるためです。

正確には、


1. スペルを読む
2. 脳内で発音する
3. 意味を認識する



・・・という順で、
文字を読んでから意味を”認識”する。


逆に、読めないと、

意味の認識まで
時間がかかります。

リーディングが苦手な方は、
単語認識で手間取ることが多いので、

「発音」「音読」は
軽んじないよう気をつけましょう。