求められる基準

TOEICの結果を
Twitterで上げている人が大勢いますが、

「485・・・だめでした」


この話をメルマガでシェアしたら、

読者さんから、
こんなメッセージを頂きました。

わかばさん、こんばんは。

今回のお話、よく分かります。

TOEICのスコアに関しては、それぞれが目指す基準があるのだと思います。

他の資格試験のような、
7割正解したら合格というものとは違いますよね。


私の先月の試験は、L400,R300でした。

Part2の音割れで慌ててしまったわりには、
listeningはとれた印象ですが、
手応えのあったReadingは、相変わらずのスコアで、
少し凹んでいます。

たぶん、引っかけ問題に
まんまと引っかかったのだと思います。

しかし、
700に戻ってこられたので前向き考えて、
また次回チャレンジします。


誰かが、

You can be successful
as long as you don’t quit ! 

と言っていました。


L400 + R300 = 700点て、
十分すごいと思うんです。

リスニング400だって、
届かない人はたくさんいます。


この方も実際、周囲から
「英語が得意な人」と、
思われることも多いでしょう。


でも、ご本人は満足していないわけです。

「また次回チャレンジします」


とのことで、
頑張っていただきたいですね!

会社要件と、自己啓発

前出の記事でも書きましたが、

勤務先や、目指すキャリアによって、
要求される基準は変わります。


会社の規模が大きかったり、
海外に直にかかわる業務になると、
800、850、900・・・と、上がっていきますよね。


たとえば私の受講生さんの中では、

「とりあえず800必要です。
 でも将来的に900になる噂があるので
 900を確保したいです。」

という方がいらっしゃいましたし、(総合商社)


「周りに900以上がゴロゴロいて・・・」


という方もいらっしゃいました。(製薬会社)



銀行にお勤めで、


「上司に『730取って』、と言われて焦っています。」


とおっしゃる方も。


いわゆる大手企業でも、
置かれる場所、目指す場所によって、
必要なスコアは違うのは当然のことですよね。


で、

会社要件や転職活動によって、
否が応でも、
やらざるを得ない人がいる一方で、


純粋に、自己啓発的に学習を続けている人もいます。

たとえば、TOEICerと呼ばれる人は、
象徴的です。

最終的には、990を達成した後、
今度は連続満点記録を目指すのですから、
本当にすごいことです。


会社要件のために、
残業後、無理矢理時間を作って
資格の勉強をするのとは、

まったく違う世界です・・・。

なんのためにやるのか

結局は、これだと思うんですね。

「なんのためにやるのか」


冒頭の

「485・・・だめでした」

リスニングだけで485なんて、
ほぼ満点なのだから、

「ぜいたくだなぁ」

と感じる人がいるのはわかります。

でも、本人は満たされていないわけで。

それ以上望む必要はないと言ったり、
妬んだりするのはちょっと違うと思うのです。



目標や成功の基準は人によって違います。


そして、

ゴールを目指して努力する

という点においては、
今のスコアが何点であろうとも同じですよね。

素直に努力できること

冒頭のメッセージをくださった
読者さんもそうですし、

私のレッスンを受けてくださる方も、ですが、

本当に、素直に努力される人が多くて
気持ちがいいなと思います。


人の価値観や基準なんて、どうでもいいです。
あなたの目標に向かって進んでいただきたいし、

私個人としては、
そのお手伝いができることが
すごく嬉しいし楽しいです。


素直に進む人は、どんどん成長していきます。
その姿を見せてもらいながら、日々大小の感動があります。

You can be successful
as long as you don’t quit ! 


「誰かが言っていました」

とのことですが、
この言葉をずっと覚えているということは

この方が諦めずに続けていることだなと思います。


大人になっても、
こんな純粋な気持ちで努力できるって素敵です。