[TOEIC脱塗り絵#4 ] Part7攻略に一番必要なこと 

別の記事で、文法が完璧でなくても
Part7で得点できることを、ユヅキさんという女性を例に挙げて書きました。

ここでお伝えしたかったのは、第一には「文法があまりわからなくてもPart7で得点できる」ということと、必要なことは人それぞれだということです。
もう少し伝えるとしたら「やり方」もそれぞれです。

今、あなたがPart7について悩んでいて、もっと力を付けたいとしたら。

「やり方はそれぞれ」という部分を差し引いて、
何を目指したら良いのかを「脱塗り絵」の視点からお話しします。


ちゃんと読んでちゃんと解く。

解き切る。

その精度とスピードを上げることです。

そしてその前に、「前提」を覆す必要があります。


あなたが今Part7に悩んでいるとしたら、

Part7は難しい


と、感じていますよね?きっと。

その前提・・・いえ、

思い込みを外しましょう。

この、

「難しい」とか、「できなくて当然」のような思い込みがあると、
うまくいくものもうまくいきません。


物事って、「できそう!」って感じられた時にうまくいきますよね。

Part7は難しくない

そう。


Part7は難しくないんです。





よく、考えてみてください。

Part7の題材を。


同僚とのチャット。

取引先からのEメール。

求人情報。

自宅のリフォーム。

アパートの水漏れ。

地域のお祭り。

図書館の催し物。



・・・どれも、私たちが日常的に経験し、やり過ごしていることです。


例えば、私は宮沢賢治の、ある小説を読めません。
時間を置いて読み直したこともありますが、ダメでした。

難解すぎて。



でも、Part7はそういった文章は出ませんよね。

高度な読解力も、精神性も必要ない。

専門知識も必要ないし、哲学的な思考も必要ありません。


大人の日常で、ごくごく当たり前の出来事が題材なのです。



まずは、この「難しい」というバイアスを取り除いてください。

速く読めない理由

ではなぜ、難しくない文章を、最後まで解けないのか?

得点できないのか?


それは、

そもそも読むスピードが遅いから、
といえます。

もちろん、それに気がついて、
努力をしている方は多いでしょう。

英文速読などの参考書もよく見かけます。


でも実態として、
成功している人は、
少ないのではないでしょうか



なぜ、頑張っているのに報われないのでしょう?



多くの日本の学校では、

・・・というか、
標準的な教育カリキュラムでは、


英語が使えるようになりません


リーディングに関しては、
英語を英語のまま理解するスキルを教えません。

中高6年勉強しても、
英語でニュースを読んだり、書籍を読んだりできないのです。


(小学校から英語教育が始まっている、
今の子供たちはそうならないのでしょうか?)


私の知る限り、
学校教えるのは「訳し方」です。


正しく和訳する。

日本語に置き換えて理解する。


(まるで漢文の書き下し文を作るような作業です。)


この、

「日本語に置き換えて理解する。」


ことが体に染み付いてしまうと、


英文を常に、頭の中で、

日本語に変換する作業が必要です。


Part7の文章量は、けっこうなボリュームです。

いちいち日本語に変換していたら、
時間がかかります。

体力も消耗します。


ですから、最後まで余裕を持って解き切るためには、

まずは「日本語に変換」することをやめた方が早いのです。

つまり、

英語の語順で理解する


ことが大切です。

速く解くベースも、速く読むスキル

そもそも読むスピードが遅いと、
解くスピードも
なかなか上がりません。


問題文を時短で読む必要があるし、
答えの場所をささっと、時間をかけずに判断する必要があります。


本文を速く正確に理解して、

時短で解く。


速く解くためにも、速く読む必要があります。


テクニックもあるのですが、

やはり、読むスピードが遅いと、

テクニックだけで最後まで解き切るのは難しいですよね。


英文を、速く・正確に読むスキルを上げつつ、

解くテクニックを身につけるのが早道です。

まとめ

ということで、

Part7攻略に一番必要なこと。


それは、

  1. 前提を変える

→Part7は難しくない

そして、

そもそも英文を読むスピードを上げる。


そして、そのためには、

日本語に置き換えることをやめる。

英語の語順で読むスキルを身につける。


ということです。

参考にしてみてくださいね。




わかば

[TOEIC脱塗り絵#4 ] Part7攻略に一番必要なこと ” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です