TOEICらしい語彙・文体が使われていたので…ウクライナ停戦交渉のニュース記事

目にした英文が、
TOEICに出そうな

文体と単語でできていたので・・・

今日のメールマガジンでは、
こちらの文章をご紹介しました。



Delegates from Ukraine and Russia are expected to meet in Istanbul on Tuesday for another round of ceasefire talks. 

It will be the first in-person negotiations in three weeks.


上の中で、TOEICに無縁と言えば

ceasefire (停戦・休戦)くらいでしょう。


それ以外は、文体も単語も、

「しっかり押さえておいてほしい!」

と感じるものが

この2つの文に
詰まっています。

リスニング、リーディングどちらも

昨夜〜今朝のニュースをご覧になっていれば、
文の意味はピンとくると思います。

ウクライナとロシアが、

今日4回目の停戦交渉が行われる見込みです。

3月7日以来 3週間ぶり、

対面での交渉となる予定ですね。

そのことを報じるニュース記事です。



▼元記事▼

Ukraine, Russia to hold face-to-face talks in Istanbul
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20220329_05/




1文目の単語・表現

Delegates from Ukraine and Russia are expected to meet in Istanbul on Tuesday for another round of ceasefire talks. 

この文では、
次の語彙を押さえておきましょう。

■ delegate:代表者、代表団

be expected to-do:~する見込みである、するはずだ

また、基本前置詞の for。

目的を表しています。

  →for another round of ceasefire talks



念の為、
補足としては、”talk” ですが、

ただ単に、「話す」だけでなく、

「会談」、「協議」、「交渉」、「折衝」といった、
フォーマルな場面を表す場合にも使われます。

「話す」の意味が広いですね。

また、こうした意味の場合、
通例 “talks” と、複数形になります。

ちょうど、例文も

ceasefire talks ・・・s がついています。



全体の意味としては、

「ウクライナとロシアの代表が、
火曜、イスタンブールで再度停戦交渉を予定している。」

こんな感じになります。


原文

Delegates from Ukraine and Russia are expected to meet in Istanbul on Tuesday for another round of ceasefire talks. 


2文目の単語・表現


It will be the first in-person negotiations in three weeks.

この文で確認したいのは、次の2点。



■ in-person:対面(直接)で、本人が直接

■ the first 〜 in three weeks:3週間ぶりの〜


in-person は、

in person と表記して、

ハイフンなしでもありでも
どちらでも使われます。



「3週間ぶりの〜」については、

通常、参考書などにある表現は、


“for the first time in three weeks”


↑この形が多いですね。

直訳すると、「3週間で初めて」
自然な表現にすると、「3週間ぶりに」となります。


今回の場合は、

the first negotiations is three weeks.


ということで、
若干形が違っていますが、



the first + 期間 = 「〜(期間)ぶり」


この知識が定着していれば、
感覚的に読めるでしょう。

▼元記事▼

Ukraine, Russia to hold face-to-face talks in Istanbul
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20220329_05/

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犠牲者が出続けています。


早くこの戦争が
終わりますように。