[TOEIC脱塗り絵#5] 時間が足りない

時間が足りない理由

TOEICのお悩みで、
「時間」について寄せられることが多いのですが、

たとえばこんな例です。

・速読できず、大体最後の15問が塗り絵になる。
・試験中、時間がないと焦るので、時計をあまり見ないようにしている。

TOEICで、最後が塗り絵になる。

これは本当に深刻で悩ましいことです。

スコアの面でも、気持ちの面でも、
嫌なものですよね。


時間が足りない理由

それは何といっても、


「読むのが遅い」「素早く解けない」


この2点に集約されると思います。


私のレッスンでは、
TOEICのリーディングを最後まで解くための方法、

・速く読む方法
・速く解く方法
・スピードを上げる方法

これらの具体的な方法をお伝えしています。

が、

そうではなくて、
実際、独学でTOEIC対策をされている方も多いと思うので、
お一人でもできることを、今回はお伝えしますね。

自習で取り入れられること、です。


「できるだけ頑張る」をやめる

他の記事でも書いていますが、

そして少し、
ネガティブな方向からになってしまいますが、


よく、

「できるだけ頑張って解く」

という方がいらっしゃいます。
(よく、というかとても多い。)


でも、
(言われなくてもわかってるよ、と言われそうですが)

「できるだけ頑張る」というのは、


目標として曖昧なので、効果が出にくいのです。


では、何をしたら良いかというと、
今すぐ普段の学習に取り入れられることが2つあります。


1つは時間配分を決めること。
2つ目は「時間に追われる練習」をすることです。


時間配分を決める

まず、数値目標をスコアではなく時間にします。

時間は、意思でコントロールできます。<重要>


スコアはコントロールが難しいけれど、
時間はコントロールできる・・・。

Part5、Part6、Part7それぞれを
何分で解くか決め、その決めた時間のなかで解く。

最初は、理想通りではないかもしれません。

でも「今のベスト」を知ることができます。


「今」を知ったら、

その上で、
各Partを少しずつ縮めていきます。


仮に、各Partが1分ずつ縮まれば、3分増えます。


今の実力で
各Partにどれぐらい時間がかかるかを把握し、
Partごとの時間設定をする。


時間を決めるだけで?と、
効果がなさそうに聞こえるかもしれませんが、

結構大切です。

実際にやってみてください。
やってみたらわかります。

時間に追われる練習

なぜ追われる練習が有効か、
簡単にまとめると、このようなことが言えます。

・追われて解くことに不慣れだと
 本番で焦る原因になる。

・追われる練習をすると、
 スピードが上がる。

例えば、

あと20分試験時間が長ければ、
目標スコアに届くとします。


でも試験ですから、時間内に解かないと意味がない。

当たり前ですが、そこが問題です


確実に得点するためには、
ある程度の丁寧さは必要です。

ただし、

「丁寧」には、
時間がかかるという欠点がある。

そしてこの「丁寧さ」の時間を縮めることは、
意外と難しいのです。

「いつものスピード」から抜けられない。

そこで、取り入れて頂きたいのが、
「時間に追われる練習」です。

間違いが増えても良いから、

時間内に何がなんでも解く、

という練習をします。

・・・一度、「今のやり方」を壊してください。

そして、

時間に追われることに慣れたら、
解答の精度を上げましょう。


この方法は、見方によっては荒療治かもしれませんが、


ちょっとの工夫で、タダでできるという利点があります。

まずは、
「できるだけ頑張る」をやめる。

そして、
時間を測る&追われる練習を、
取り入れてみてください。



どちらもご自宅ですぐにできます ^ ^

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