模試の復習が大変…!【クイック編】

▶︎この記事の内容

・復習でスコアUPは本当です! (が、200問はしんどい)

・和訳見ても意味ない

・スコアアップする復習は、 本番力を上げること

・Rの復習を時短する時の注意

・1時間でRの見直し
  〜時短でも本番に強くなる復習法〜

復習でスコアUP!は本当です

TOEICを受験するなら
絶対に模試を解くべきだし、

スコアアップしたいなら
絶対に復習したほうがいい。



・・・のですが、

と、
ほとんどの人がしないそうで、


模試の価値が十分に
伝わっていないと感じています。


価値が伝わらない原因は


これに尽きると思います。

実感がないのに
勧められても

200問・2時間かけて解くのが、
そもそも大変だし、

さらに復習200問分は
もっと大変ですから、

モチベーションが湧かないのも
無理はないと思います。


ただ、やはり

スコアアップのためには
模試は復習までするべきなんです。

そこで!



忙しい人が、

時短で血肉に変えられる

復習法をまとめました。



実はこれについては、
メルマガで4回に分けてお届けしたのですが、

さらに絞って、


【長文の復習】


のみ復習したい方、
つまり長文問題のスコアを
上げたい方に向けて、

時短の復習法を公開します。

和訳見ても意味ない

血肉になる復習を知る前に、
大事なことをお伝えせねばなりません。

もしあなたが、

と感じているとしたら、


知らない単語


読めなかったセンテンス
和訳を確認(だけ)する、

といった見直し方を
していないでしょうか?



実はこれ、
スコアアップの視点でいうと
NGです・・・。


なぜかというと、


だからです。


応用力は、


 単語1語覚える

 センテンスの和訳を確認する


といった学習では、

身につかないからです。


応用力とは、

いわば初見の問題を解く力


解説欄の日本語を
ちらっとしても記憶しませんし、

(ズバリ言いますが)


参考書の和訳を確認しても
スコアは上がりません。



では、何が有効なのか?

スコアアップする復習は、 本番力を上げること

2年以上TOEICを
受験している方は
お気づきだと思いますが、


TOEICは以前に比べ、
スコアが上がりにくくなっています。

難化

と言われる現象です。

数々のテクニックが使えなくなり、

日本人が不得意な、

長文リスニング、
長文リーディングが

難しくなっています。


短文のPart5でさえ、

「1センテンス読まないとわからない」


問題が増えています。


時々、


と聞かれることがありますが、
今のTOEICに関しては、


「ここさえテクニック」は、


ひっかけ問題にひっかけられたり、
迷って時間がかかる、


つまりテクニックを使うと、
逆に失点を招く可能性があります。


こうしたなか、必要なのが、


 ・初見の問題でもサッと理解できる

 ・覚えたことを使いこなす


本番での応用力なのです。

ところが、この応用力をつけない学習をしている方が

けっこう多い

ので、

まずは注意点から。

Rの復習を時短する時の注意


文章の難易度が上がると、
こうした悩みが出やすいですよね。


勉強をスタートした頃は、
TOEICの頻出単語を覚えたり、
問題形式に慣れることで

ある程度点数が上がります。


ですが、リーディング
300、350、400と進むうちに


という感覚を
経験すると思います。


それが、

先ほど挙げた、

・結局、何を言いたいのかわからない

・推測問題が苦手

といった現象につながります。


これを一発で解決するのは、

ずばり、


文脈をつかむ力


です。

仮に、

1文だけ読めなくても、
2、3語わからない単語があっても、

文脈がつかめれば、
「まったくわからない」事態に
なりにくいですよね。

長文でスコアを上げたいなら、

「部分」ではなく
「全体の流れ」を掴む

この視点で復習方法を
選択するのが賢明です。

1時間でRの見直し 〜これだけはやっておこう

「これだけ」系は不安かもしれません。

実際、模試の復習は、
200問全部やるに越したことはないです。

が、その200問がネックになって、
結局やらないよりは
少量でも価値ある学習を
するべきですし、
少量でもちゃんとやれば
必ず血肉になります。


長文の復習
“クイックバージョン” で、


1時間程度で完了する
方法を考えると・・・


・Part6から1問
・Part7から2問


計3問、各20分 = 合計1時間


このように大問3題程度、
選定するといいかなと、思います。


各20分で何をするかというと、

わからないセンテンス、
文法を確認するのは当然として、


「最初から最後まで、声に出して読む」です。


これが大きな差を生みます。

コツはあるといえば
あるのですが、

忙しい方に細かいことをお伝えしても
かえって面倒だと思うので、
最重要事項を1つ。

ロボットに読むと、
文脈力がつかないのです。


どういうことかというと、

声に出して読む時、
「読む」に集中して作業的に
なる方がいますが、

音を一生懸命出して、
文章の意味が脳みそを
通っていないのです。

文字を音で出力する
ロボットになってしまうと、
文脈に意識が向きません。


意味を脳みそに通してあげてください。

そして、最初から最後まで
文をつなげて文脈を取ってください。


声に出すスピードが
落ちるかもしれませんが、
気にしないでください。大丈夫です。


長文読解は、文脈が命です。

そして、
この練習を1時間やるだけで、
必ず気づきがあります。


気づきがあったら、
もっとやりたくなるかもしれません。

そうなれば、あなたの学習の質も、量も自然と増えていきます。


ということは、スコアは必ず上がります。



大問3つなら、1時間あればできるので
まずは3題選ぶところから始めてみてください。