どの位の速さで読めば良い? wpmの話

速さの計測、wpm =word per minute

読む速さを具体的に示すのが、WPMです。

WPMは、word per minuteの略で、

1分間に読める単語の数を示します。


TOEICのリーディングパートを
全て解き切るには、
150wpmのスピードが目安になります。

多くの人にとって、
感覚的には1.5倍速で読む感覚でしょう。

試験本番で「今日はできるだけ速く読もう!」と思っても・・・


読むスピードは、
適切な対策をすれば上がっていきます。

ですが、多くの人が、それを知らずに、

TOEICの試験本番になって

「今日はできるだけ速く読もう!」

と、意気込む・・・

厳しいことを言うようですが、
それでは、“対策”にならないんですね・・・。


読むスピードを、
効果的に上げたい場合、

wpmを意識するのが近道です。

まずは自分のスピードを知る

TOEICを全問解くための目標を、150wpmとします。

次に、どうやって150wpmにするのか?
作戦を立てる必要がありますが、

そもそも「今どのくらいのスピードなのか?」、

目標達成のためには
現在地の確認が必要ですよね。

自分でwpmを計算する場合は、
単語数と読むのにかかった時間から導きます。

【WPM計算式】
単語数 ÷ かかった時間(秒) × 60 = WPM



とはいえ、長文の単語数を数えて、読んで、測って、計算して・・・というのは面倒ですよね。

今すぐあなたの現在のwpmを確認したい場合は、この後に紹介するサイトを試してみてください。

レッツトライ!

あなたのwpmを自動で計算するページを用意しましたので、ぜひ今すぐ確認してください。

【あなたのリーディングスピード】

https://bit.ly/3eiEvdG


150wpmを体感することもできますので、

「今」と「目標」を実際に体感して、スピードの対策をより具体的にしていきましょう

wpmって面倒臭い!けど普段の学習にも取り入れたい!と思ったら・・・

TOEICに本気で取り組んでいるあなたなら、当然Partごとの理想の時間配分を設定していると思います。

あなたが設定している、Part7の時間配分は何分ですか?(全問解くなら50分が理想です)

その設定をさらに細かく、1問あたり何分で解けば時間内に収まるか?を考えます。


たとえば、

Part7を50分で解こうとすると、1問あたり55秒です。


設問が2つであれば、

55秒 x 2 = 110秒

2分弱で解き切る計算です。

また、問題集によっては、

長文問題の文字数が書いてあったり、
wpm換算表が載っていたりするので

そうしたものを利用すると
自分で計算する手間は省けます。

(参考書だと、特急シリーズに載っていることが多いです)

wpm基準で読めるアプリ

スマートフォンのアプリもあります。

Recipyというアプリは、
今話題のニュース記事を

自分に合ったwpmに設定することができます。
つまり、一定の速度で読む練習になります。

無料でたくさんのコンテンツがあるので、
上手に使うとかなりお得だと思います。


「wpmを設定して、読むスピードを鍛えたい。」


そんな時は、「レシピー」を試してみてください。
ポリグロッツ(POLYGLOTS, Inc.)という運営会社です。

(リンクが貼れなかったので、興味があれば、お手数ですがアプリストアで検索してください)

ネイティブのwpm

TOEICはさておき、
ネイティブのリーディングスピードは
どんなものでしょう?

気になりませんか?

こちらにForbsの過去記事から拾ってきた、
wpmの速度の目安があります。

  • Third-grade students = 150 words per minute (wpm)
  • Eight grade students = 250
  • Average college student = 450
  • Average “high level exec” = 575
  • Average college professor = 675
  • Speed readers = 1,500
  • World speed reading champion = 4,700
  • Average adult: 300 wpm

引用元:Forbs “Do You Read Fast Enough To Be Successful?”

https://bit.ly/3mgf7EW



まず気になるのは、wpm150ですよね。
Third-grade:小学校3年生です・・・。

いずれ、

世界を股にかけて仕事をしたいとか、
社内公用語が英語になる、とか、

そうした実際面での必要性がある場合は、
小3レベルだと心許ないかな・・・という感じがします。

まずはTOEICのリーディング問題を全部解けるようになること。

それをクリアしたら、
ネイティブの速さにもっと近づけるよう、
リーディングスキルを高めていきたいですね。

wpmを計測するWebサイトもあります

現在地(今のスピード)がわかって、スマホのアプリも手に入れればこれ以上は不要かもしれませんが、

最後にもう一つだけ、おまけのご紹介です。


よーいドン!で読み始め、終わった時にボタンをクリックすると、wpmを自動計算してくれるサイトです。
海外のウェブサイト(英語)に抵抗がなければ、こうしたものを試してみるのもおすすめです!

Cengage Learning (英語サイト) ーTimed Reading

https://bit.ly/3bQ3JuE


<使い方>
「Excersise」を1つ選んで、「Click here to begin」をクリックします。
文章が表示されたら、そのまま読み進めてください。
読み終わったら、「Click here when finished」をクリックします。

すると、wpmが表示され、次に理解度テストに進みます。


独学でスピードを上げるのは、なかなか困難な道ではありますが、やることは決まっているので諦めずに頑張ってくださいね!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です