多くの人が誤解している・・・
TOEICでスコアを上げたいと悩む中、
「Part7が難しい!」
「Part7さえなんとかなれば・・・!」
と考えている方は多いと思います。
ですが、冷静になると・・・
ごく一般的な社会人にとって、
Part7の文章は決して難解ではありません。
多くの人が誤解しているので、改めてお伝えさせてください。
Part7は難しくないのです。
なぜなら、出題されるのは、
地元のイベント、
レストランの紹介、
オフィスの改装、
新聞記事、
ネットショッピング
など、
社会人なら日常で当たり前の出来事だからです。
そんなの、英語が得意な人だから言えるんでしょう?
と思われますか?
少し前に、TOEIC講座の受講者様からちょうど、
こんなコメントを頂いたんです。
Part7は、自分はなぜ時間がかかりすぎてるのだろうと
昨日いろいろ見かえしてみたのですが、
今さらながら、わかば先生がおっしゃてた
“Part7の文章は難しくない”の意味が少しわかりました。
今の自分にとって難しい問題はまだ確実にあるのですが、
時間さえかければ初心者でも解けるような問題もあるし、
ちょっと難しそうな問題でも
文構造がわからなくて意味が取れないほどでもない、
単語が最悪わからなくても
答えられたりすることもあるんだなーなど、
僕にとっては結構な発見がありました。
(かといって一気に実力がついたわけではありませんが、、、。)
時間に追われている感が強くて、
何となく目の前にそびえ立つ大きな壁のような感覚があり、
しかも視界10cmのみでその先は視界不良みたいな、、、
ちょっと大げさなようですが、
英文を読むことは嫌いではないのですが
時間に追われるのが嫌だったのですよね。ということで、もう一度英文を楽しく読んでいこうと昨日思いました。
頑張ります。
この「気付き」って、とても大きくて。
今まで
「できない」と思っていたことが、
「あれ?やればできるんじゃないか?」という気持ちに変わっているんですね。
初心者でもわかる、とか、
単語がわからなくても解ける、とか、
それって気持ちが全然違いますし、
取り組み方も変わってきます。
Part7のあの圧迫感に惑わされると、
平常心で戦えない、ということがあると思うんです。
勉強をしていても、受験中でも、
「あーやだなぁー」と気が重くなったり・・・。
とにかくまずは、「Part7は難しい」「リーディングは最後まで解ききれない」この思い込みは捨てましょう。
「できない」思い込みは、スコアを伸びにくくします。
だって、うまくいかないと思い込んでいることが、
うまくいくことって、ほとんど無いじゃないですか。
特に、「どうせできない」という・・・「どうせ」の部分は、
根深いものがあります。
「勝てそう」「勝とう」と思うと、
勝ち方を一生懸命考えるものですし、
「勝ち」に向かって進めるんですよね。
でも、初めからダメだと思っていることって、
達成しにくいですよね。
初めからダメだと思っていることって、
達成しにくいのです。
最後まで解けない理由
思い込みを外したら、
何をしていくかを考えましょう。
Part7は難しくないのです。
では、
問題が簡単だとして、なぜ思うように解けないのか?
上に引用した、受講者様のコメントにも関係しますが、
最大の壁は、「時間」です。
十中八九、
「時間対策」が不十分なことが多いと思います。
時間がないから、読み方が雑になってしまう。
時間がないから、焦って集中力が落ちてしまう。
時間がないから、急いで内容が頭に残らない。
時間に余裕を持って解くことができれば、
これらの問題はかなり軽くなります。
とにかく解く量が増えなければ、
スコアは伸びないし、
800、900とハイスコアを目指すなら、
できるだけ多く解きたいですよね。
確実にスコアアップするためには、
最後の塗り絵をなくすこと・・・
それが難しければ減らす対策が必要です。
目標スコアと正答率を見れば、
何問解くべきか目標値が計算できます。
すると、「どれだけ速く読んで解くか」という考え方に至るはずです。
身につけるべきスキル
語彙が足りないから、読むのが遅い。
と考える人が結構な割合でいます。
もちろん、語彙は多いほうが有利です。
ただ、ちょっと考えてみてください。
たとえば単語帳を1冊終えて、
読むスピードが上がったと実感できますか?
どのレベルの単語帳にしても、
1冊終えて
「塗り絵が10問減った!!!」
というような効果を感じられることって、
あんまりないと思いませんか?
しかも、1冊終えて、どれだけ身についているか。
かけた時間に見合った、スコアアップを実感できますか?
暗記が苦手な私からすると、
苦手な単語帳に四苦八苦するより、
「速く読んで速く解く」
この部分を、どうしたら克服できるかを、
考える方が合理的だと思います。
早いです。
たとえば、スコアが650の方でも、
「時間対策」をすることによって、3−4週間で最後まで解くことができるのです。
実際に受講者さんが体験されたので、断言できます。
(最後まで解けるのは、800、900レベルのの人と思い込んでいませんか?)
ズバリ、もう一度繰り返すと、
「速く読んで速く解く」
このスキルを、具体的手法に落として、
対策することが効率的です。